「ホテルのロビー」「高級ショップ」「イベントホールのエントランス」など、大理石や光沢のある素材を使い、ピカピカの床で高級感、高品位な雰囲気を打ち出している場所を見かけたり、あるいは自らその場所に出かけたりすることがあると思いますが、スカートを穿いてそれらの場所を通過したり、待ち合わせなどをする場合は、その床に注意しなければいけません。
というのは、床のピカピカ度合いと光線の加減によっては、まるで床が「鏡」と似たような状態になってしまう場合があり、スカート内の下着から床までの角度と、他人が床を向いている角度が同じで、かつ、一直線上だった場合、スカートの丈や裾の広がり具合いによっては、理論的には、床に反射して下着などが見られてしまう場合があります。ただ、実際の場面では、本当の鏡のように100%の反射率ではなく、床面の色やピカピカ度によって、その反射率が変化することや、スカートの素材や色などによるスカート内の明暗度によっては、スカート内の奥(=下着)の方までは光が届きにくく、さらに下着の色によっては、見えにくい状態であったり、さらには、ほとんど見えないという状態もありますので、ピカピカの床を見るごとに極端に神経質にならなくても良いと想像しますが、一部の変わった趣味を持っている人は、その状態になるチャンスを常に狙って視線を向けている場合がありますので、注意した方が良いでしょう。
このような状態を避ける方法としては「待ち合わせなどの場合は、なるべく、壁や柱などに寄るなど、四方から反射が見られないような位置に移動する」「日光や照明のライトが反射して明るような角度の場所には注意する」などがあります。
なお、このことはスカートを穿いている人も、日常生活の中では、あまり意識していない人も多いかもしれませんし、今回、このテーマを読むまで意外と気づいていなかった人もいらっしゃるかもしれませんので、今回がその「気づき」の良いきっかけとなれば幸いです。