スカートの一部には「ベルト」が最初から付属しているもの、あるいは、ベルトを通せるようになっているものがありますが、ベルトがあることにより、次のような特長があります。
(1) ウエスト部分が引き締まって見えることで、スカート全体のシルエットが綺麗に見えたり、ウエストの位置を意図的に強調することで、足長効果を見せることができる。
(2) ウエスト部分に余裕があるスカートを、ベルトを締めることでスカートが下がることを予防できる。
なお、ベルトの強度については、どちらの場合もスカートと同じ生地、色を使うか、スカートの生地とは異なる革製品などで合わせるなどいったファッション性を重視して合わされることが一般的であり、また、ベルトの太さ、バックルの色、形などもデザインやバランス的に合うものがチョイスされています。
スカートのベルトは洗濯や収納などを考慮して、着脱可能なものがほどんどですから、もともとスカートに付属しているベルトを、別なものに変えることで、同じスカートでも見た目の印象を変えたりすることもできますので、気分によって、変えてみるのも良いでしょう。
余談ですが、ベルトを回す向きについては、男女で異なるというよりは、利き手が影響していることが多いようですので、例えば、右利きの人の場合は、最終的にバックルを左で持つ形に収まるように、体の真上から見ると反時計周りに締めることが多いようですが、バックルの模様が逆さまにならない限りは、どちら回りでも、あとはあなたのお好み次第でも問題はないようです。