あ〜お

アコーディオンプリーツスカート
accordion pleat skirt

プリーツスカートの一種で、ひだの形状が楽器のアコーディオンの蛇腹（じゃばら）に似ている形のスカート。

蛇腹という構造上、レッグ部は十分な可動余裕があり、タイトスカートより、非常に動きやすい。一方、生地の種類や厚みなどにより異なるが、下から吹き上げる風には、めくれやすいというデメリットがある。

アンダースカート
under skirt

スカートの下履きとしてはくスカート。

アウターウェアのスカートというよりは下着としての位置づけの方が強いが、上に重ねてはくスカートとコーディネートして意図的にアンダースカートを見せるというはき方もある。

アンブレラスカート
umbrella skirt

アンブレラプリーツスカート
umbrella pleat skirt

傘のような、ひだの形をしているスカート。

イメージとしては、傘の布部分だけを取り出し、上部分をウエストが入る位に切り取ったものを、はくと考えるとわかりやすい。裾広がりな台形型の布を何枚かつぎ合わせて作られるもの。継ぎ合わせる方法や枚数などが少ない場合は、アンブレラプリーツとは違う呼び名が当てられることが多いが、何枚継ぎ合わせるとアンブレラと呼ぶと言った決まりは無いため、制作者の命名次第である。（他のスカートについても同様な場合が多い）

イレギュラーヘムスカート
irregular hem skirt

スカートの裾が概ね水平ではなく、左右対象でなかったり、前後が異なる長さなどのスカート。

芸能人の派手なステージ衣裳などで多く見ることがある。ヘムとは「縁」の意味。

インバーテッドスカート
inverted skirt

ひだの山部分を前面に出してその存在を強調させている形状のスカート。

逆にひだの山部分がスリットの内側に隠れるような形状のスカートは、ボックスプリーツスカート呼ぶ。インバーテッドとは「逆の／反対の」という意味。

インバーテッドプリーツスカート
inverted pleats skirt

→インバーテッドスカート

エーラインスカート
A-line skirt

裾の広がりがアルファベットのAに似ている形のスカート。

エスカルゴスカート
escargot skirt

カタツムリの殻のように螺旋状の切り替えのはいったスカート。

エプロンスカート
apron skirt

エプロンがかけられたような形のスカート。

構造的には２枚以上にスカートを重ねて裾部分をひらひらにしてエプロンのように見せるものから、１枚のスカート上に部品的にひらひらを何段か取り付けて、エプロンのように見せるものがある。

エンベロープスカート
envelope skirt

封筒(=envelope)のフラップのような形状を持つフロントデザインが特徴で、斜めにカットされたラップ風の前合わせがあり、スタイリッシュでモダンな印象を与えるスカート。

オーバースカート
over skirt

名前の通り、スカートまたはパンツの上にさらに重ねてはくスカート。

一例としては、街角でジーンズの上に、スカートをはいているという組み合わせのスカートの方を指す。

オープンフロントスカート
open front skirt

スカートの前面が開いている(開けられる)デザインのスカート。

重ね着風や大胆なスリットなど、スタイリッシュでインパクトのあるファッションに使われる。

オールアラウンドプリーツスカート
all-around pleated skirt

スカート全体に均等なプリーツ(=ひだ)が入っているデザインで、名前の通り、全体(=all-around)にプリーツが施されている点が特徴で、360度どこから見てもひだが美しく見えるのが魅力のスカート。

か〜こ

ギャザースカート
gathered skirt

幅の広い布のウエスト部分を縫い絞り、すそに向かって広がっているようなスカート。

ギャザーフレアスカート
gathered flare skirt

キュロットスカート
culotte skirt

半ズボン型のスカート。

和製用語。

グラニースカート
granny skirt

おばあちゃん(=granny)が着ていそうな、レトロで素朴な雰囲気を持つスカート。

一部では「グラニーシック（Granny Chic）」というトレンドの一部として、若い世代にも人気がある。

グラニースクエアスカート
granny square skirt

1枚1枚編まれた正方形(=グラニースクエア)を縫い合わせて作る手編みのスカート。

ゴアードスカート
gored skirt

→ゴアスカート

ゴアスカート
gore skirt

フレアスカートの一種で、何枚かの布を継ぎ合わせて作られるスカート。

ゴディトスカート
godet skirt

ベースのタイトスカートやフレアスカートに、三角形の布(=godet)を縫い込むことで裾が広がるデザインのスカート。

さ〜そ

サーキュラースカート
circular skirt

フレアスカートの一種で、広げると円形になるようなスカート。

サーペンティーンスカート
serpentine skirt

サイドプリーツスカート
side pleats skirt

スカートの片側または両側の一部にのみプリーツ(ひだ)を施し、全体がプリーツになっている通常のプリーツスカートとは異なり、デザイン性と実用性を兼ね備えたスタイルのスカート。

サスペンダースカート
suspender skirt

スカートに肩ひも(サスペンダー)が付いたデザインで、スカート単体ではなく、サスペンダー付きで上下がつながったアイテムとして着用されることが多いスカート。

サロペットスカート
salopette skirt

胸当て(ビブ)と肩ひもがついたオーバーオールのスカート版。

サロンスカート(1)
sarong skirt

東南アジアの民族衣装で、布を巻きつけるスタイル(=sarong)に由来するスカート。

サロンスカート(2)
salon skirt

美容室やエステサロンで使われる、動きやすさと上品さを兼ね備えたスカート。

サンレープリーツスカート
sunray pleated skirt

ウエスト部分から太陽の光(=sunray)のように放射状に広がるように均等なひだ(プリーツ)が施されたスカート。

シーススカート
sheath skirt

身体にフィットする細身のシルエットで、ストレートに落ちるようなデザインのスカート。

シフォンスカート
chiffon skirt

シフォン(=chiffon)という薄くて透け感のある柔らかい生地を使い、ふんわりとした軽やかさが特徴で、フェミニンで優雅な印象を与えるスカート。

ジャンパースカート
jumper skirt

胴着とスカートが一続きになったようなスカート。

ストレートスカート

スパイラルスカート
spiral skirt

→エスカルゴスカート

スプリットスカート

→キュロットスカート

スリットスカート
slit skirt

すそに切り込みがあり、上下の布が重なっていない状態のスカート。

類似のものに「ベンツ」があるが、ベンツはスリット部分の上下の布が重なっているものをいう。

スリムスカート
slim skirt

ほっそりとしたようなスカート。

→シーススカート

スワールスカート
swirl skirt

→エスカルゴスカート

セミタイトスカート
semi-tight skirt

ストレート寄りだが完全なタイトではなく、タイトスカートほどピッタリしすぎず、やや余裕を持たせた細身のシルエットを持つスカート。

セミフレアスカート
semi-flare skirt

裾にかけてほどよく広がるシルエットで、タイトすぎず、広がりすぎないといった中間的なデザインが特徴のスカート。

ソフトプリーツスカート
soft pleats skirt

はっきりとした硬いプリーツではなく、動きに合わせて揺れる柔らかい印象が特徴のやわらかく自然なプリーツ(ひだ)が入ったスカート。

た〜と

台形スカート
trapezoid skirt

タイトスカートよりは、すそが台形(=上が細く、下に向かって広がる)のようになっているスカート。

英語ではAラインスカートと呼ばれることもある。

タイトスカート
tight skirt

チューリップスカート
tulip skirt

チューリップの花びらのように、裾がすぼまり、ウエストやヒップのあたりに丸みのある立体的なデザインのスカート。

類似のものに「ペタルスカート」があるが、前裾が左右から中央に寄るような曲線構造の場合はチューリップスカートと呼ばれる。

チュチュスカート
tutu skirt

複数枚のチュール(=薄いネット状の生地)を重ねて作られた非常にボリューム感があり、ふんわりと広がったスカート。

ティアードスカート
tiered skirt

ギャザーやタックなどの飾りによって段々になっているスカート。

テーパードスカート
tapered skirt

ディバイデッドスカート
divided skirt

→キュロットスカート

ツイードスカート
tweed skirt

ツイードという厚手でざっくりとした織りの生地を使用し、秋冬の定番素材であり、見た目にも温かみがあり、上品さとクラシカルな印象を与えるスカート。

素材による分類のため、実際はスカートの形や丈と組み合わせて呼ばれることもある。

トラペーズスカート
trapeze skirt

→台形スカート

トランペットスカート
trumpet skirt

腰下まで体にぴったりさせ、すその部分をフレアスカートのように朝顔状に広げた長めのスカート。

な〜の

ナロースカート
narrow skirt

→シーススカート

は〜ほ

バックプリーツスカート
back pleats skirt

スカートの前面はフラットまたはシンプルな仕上げで、後ろ側(背面)だけに動きや立体感があるプリーツ(ひだ)が施されたデザインのスカート。

パネルスカート
panel skirt

土台のスカートの上に飾りとして別の布を重ねているスカート。

バブルスカート
bubble skirt

裾が内側にすぼまり、ふんわりとした球状(=バブル、泡)のシルエットになるスカート。

80年代に流行したデザインで、現在でもパーティーやステージ衣装、フェミニンなコーデに用いられることがある。

類似のものに「バルーンスカート」があるが、泡のように丸く可愛らしいシルエットでミニ丈になっているものはバブルスカートと呼ばれることが多い。

パラシュートスカート
parachute skirt

すそにフレアが入った落下傘のようなスカート。

バルーンスカート
balloon skirt

裾を内側にすぼめた構造で名前の通り、風船(balloon)のように膨らんだ、ふんわり丸みを帯びたシルエットが特徴のスカート。

類似のものに「バブルスカート」があるが、全体が風船のようにふんわりとしたシルエットで、カジュアルからフォーマルまで幅広く使われるものはバルーンスカートと呼ばれる。

バレルスカート
barrel skirt

樽(=barrel)型のように丸みを帯びたシルエットが特徴で、ややふくらみを持たせつつ、裾にかけてすぼまるようなラインがあり、立体的でモダンな印象を与えるデザインのスカート。

パンティースカート

パンティが内部についている短かめのスカート。

ヒップハンガースカート
hip-hugger skirt

ウエストではなく腰骨(ヒップ)あたりに引っかけてはくスカート。

フープスカート
hoop skirt

スカートの内側にフープ(=輪)状の骨組みを入れることで、スカートを大きくふくらませて広がりを持たせる構造のスカート。

18世紀〜19世紀のヨーロッパのドレススタイルでよく見られ、現在でもブライダルや舞台衣装などに使われている。

フィッシュテールスカート
fishtail skirt

形状が魚の尾(=fishtail)に似ており、スカートの前側が短く、後ろ側が長くなった非対称の裾が特徴のスカート。

フラウンスドスカート
flounced skirt

スカートの一部にフリルやラッフルの一種である「フラウンス(=flounce)」と呼ばれるひらひらと波打つような布の装飾が施されたデザインのスカート

フラメンコスカート
flamenco skirt

スペインの伝統舞踊「フラメンコ」で着用される、動きのある大きなフリル(ラッフル)を特徴とし、舞い踊る際の足の動きや体の動きが美しく映えるよう、視覚的な華やかさと音の効果を備えたロング丈のスカート。

プリーツスカート
pleats skirt

縦にプリーツが入ったスカート。

ブルームスカート

フルスカート

すそがたっぷりと広がったスカート。

フレアースカート
flared skirt

扇型に裁断した布を１枚から数枚縫い合わせて構成した、朝顔状にすそが広がったスカート。

ペグトップスカート
peg-top skirt

腰やヒップまわりにボリュームがあり、裾に向かって細く絞られていくシルエットのスカート。

ペグトップとは「こまの形」に由来し、上がふくらみ、下がすぼまるのが特徴のデザインをいう。

ペザントスカート
peasant skirt

ペザント(=peasant)とは英語で「農民」を意味し、素朴でナチュラルな印象のファッションスタイルを象徴する、田舎風や民族調の雰囲気を持つ、ギャザーたっぷりでゆったりとしたロング丈のスカート。

ペタルスカート
petal skirt

花びら(=ペタル)のように重なり合い、スカートの前面が重なるように設計されており、丸みを帯びたカットや非対称のシルエットが多いデザインが特徴のスカート。

類似のものに「チューリップスカート」があるが、すその構造が二重構造になっている場合は、ペタルスカートと呼ばれる。

ベビースカート
baby skirt

乳児・幼児が着用するための小さなスカート。

または女性アイドルなどが着用する、ベビー風やロリータ風の甘くかわいらしいデザインのスカートのことを指す場合もある。

ペプラムスカート
peplum skirt

スカートやウエスト部分に「フリルのような布（ペプラム）」が重ねて付けられているデザインのスカート。

ベルスカート
bell skirt

ベル(鐘)のような形をしたシルエットで、ウエストから裾にかけてふんわり広がるAラインの一種で、丸みを帯びた立体的なフォルムが特徴のスカート。

ペンシルスカート
pencil skirt

鉛筆のようにまっすぐ細長いシルエットが特徴で、腰から膝、あるいはふくらはぎにかけてストンと細く落ちるスカート。

歩行困難スカート

→ホッブルスカート

ボタンダウンスカート
button down skirt

スカートの前面(またはサイド)にボタンが縦に並んでいて、ボタンで開閉できるデザインのスカート。

ボックススカート
box skirt

→ボックスプリーツスカート

ボックスプリーツスカート
box pleat skirt

左右対称に折りたたまれたプリーツ(=ひだ)が箱(=box)のように見えるスカート。

ボックスプリーティドスカート
box-pleated skirt

→ボックスプリーツスカート

ホッブルスカート
hobble skirt

裾が非常に細く絞られたシルエットで、歩幅が制限されるほどタイトなデザインが特徴のスカート。

ホブルスカート

→ホッブルスカート

ま〜も

マーメードスカート
mermaid skirt

すそが人魚の尾ひれのようにひらひらしているスカート。

マーメードラインスカート
mermaid line skirt

→マーメードスカート

巻きスカート

→ラップアラウンドスカート

マジョレットスカート
majorette skirt

マジョレット(=楽隊のバトンフラワーやマーチングバンドを行う女性)がはくような、装飾的かつ動きのあるミニスカート風のデザインのスカート。

ミドリフスカート
midriff skirt

腹部(特にみぞおちからへそ周辺)(=ミドリフ)で、お腹が見えるように着用するスカート。

実際は上衣が短めで腹部が見える状態のものを着用し、かつ、スカートもロースラング(=腰骨あたり)ではくものを組み合わせことにより、ミドリフ状態に見えるものを指すことが多い。

ミモレスカート
mi-mollet skirt

スカート丈がひざ下からふくらはぎの中間あたりまでの長さ（=ミモレ丈とも言う。）で、上品で大人っぽい印象を与えるスカート。

→[丈による分類ページ]

や〜よ

ヨークスカート
yoke skirt

ウエスト部分に切り替え(=ヨーク)があり、腰まわりがすっきり見えるデザインで、フィット感と広がりのバランスが良いスカート。

ら〜ろ

ラップアラウンドスカート
wraparound skirt

布をウエスト部分でボタン・リボンなどで留めて、布を巻きつけるようにして着るスカート。

巻き終わりのすその部分は、何もせず、そのまま布が重なっているだけのものや、キルトピンなどで止めているもの、一見、巻きスカート風に見えるが見ない部分で上下の布が縫い合わされているものなどがある。

ラップスカート
wrap skirt

→ラップアラウンドスカート

ラッフルスカート
ruffle skirt

布の端をひだ状にギャザーを寄せてフリルのような装飾を施し、装飾的でフェミニンな印象を与えるスカート。

リリースカート
lily skirt

→トランペットスカート

ロースラングスカート
low-slung skirt

ウエストではなく腰骨のあたり(=ローウエスト)で履くようにデザインされたスカート

わ〜ん

ワンピーススカート
one-piece skirt

本来、ワンピースとは「上衣」と「スカート」が繋がった衣服で日本では一般的にドレスのことをいう。

その前提の上で、ワンピーススカートと呼ぶ場合は、上衣よりスカート部分に存在感のあるものであったり、単にワンピースのスカート部分を指すことがある。